ご挨拶
第11回日本放射線事故・災害医学会会長を拝命いたしました、弘前大学救急災害・総合診療医学講座 花田裕之です。東日本大震災に引き続いて起こった福島第一原子力発電所事故を契機としてそれまでの被ばく医療体制が見直されて、原子力災害医療として避難者となる地域住民を主な対象とする医療体制となりました。ひとたび事故が起こると原子力施設内で多くの労働者を必要とすることも事実であり、こういった場所での医療体制も十分である必要があります。この10年で多くのことを学び、備えを行ってきております。一方で世界情勢は変化してきており、ウクライナへのロシアの侵攻は、原子力発電所が戦争のターゲットとなりうることを世界に示しました。
今年の学会ではこれらのことをふまえ「次の10年を展望して」‐原子力災害医療におけるコラボレーション-と題し開催させて頂くこととしました。災害には自然災害もありますが、人為災害も災害の一つです。日本の周辺も必ずしも安全と言えなくなっているかもしれません。本学会では、現状の医療体制をふまえつつ、周辺国とのコラボレーション、一般災害医療チームであるDMATとのコラボレーションについて、取り上げてみます。オンサイト医療体制や、海洋放出されるトリチウムについても考えてみたいと思います。
弘前大学大学院医学研究科 救急災害・総合診療医学講座 教授
弘前大学医学部附属病院 高度救命救急センター センター長
花田 裕之
概略
-
代表者:
第11回放射線事故・災害医学会
弘前大学 救急・災害総合診療医学講座 花田 裕之 -
開催日:令和5年9月16日(土)午前9時から午後4時まで
-
会場 現地開催:一部WEB(外国からの参加)
配信会場:弘前大学医学部コミュニケーションセンター
青森県弘前市本町40-1 電話:0172-33-5111(代表) -
概要:特別講演、シンポジウム、教育講演、一般演題(ポスター)
-
収支予定概要
収入
支出
項目
金額
項目
金額
参加費
会員
3,000×30名
非会員
4,000×50名広告費
20,000×40法人企業展示
30,000×3社その他寄付補助金など
90,000
200,000
800,000
150,000680,000
会場費
運営費
講師謝礼
通信費
雑費学会諸経費
(イベント会社経費など)ホームページ
200,000
230,000
100,000
90,0001,200,000
100,000
収入合計
1,920,000
支出合計
1,920,000
- 学会事務局:
〒036-8562 青森県弘前市在府町5
弘前大学大学院医学研究科 救急・災害医学講座
電話 0172-39-5375
FAX 0172-39-5475
Mail jaradm11th@hirosaki-u.ac.jp